ゆったりとお湯につかって血行が良くなると、 肩こりや腰の痛みもほぐれ、気分もリラックスできます。
そして気持ちよく疲れを解消してくれます。
身体は毎日いろいろなストレスを受けています。この季節は寒さにさらされ、 室内外との温度差に悩まされ、精神的な緊張でギュッと筋肉を硬くしたりして、 知らない間にたくさんのダメージを受けています。
お風呂には驚くほどの効果がたくさんあります。一日一回のこの時間を有効に使わない手はありません。
【肩こり・腰痛が解消する】
肩こりや腰の痛みは、多くの場合、緊張や同じ姿勢を続けることで筋肉が硬くなり、 血行が悪くなって起こるものです。お風呂で血行が良くなると、痛みもやわらぎます。 ただし、熱いお湯では筋肉が硬くなり、かえってこりをひどくすることもあります。 ぬるめのお湯にゆったりつかるのが鉄則です。お風呂につかりながら、かるく体を動かして筋肉をほぐすのも効果的です。
【ストレスが解消される】
お湯の中では、空気中の体重の約1/10に減量されて軽くなるので、筋肉の緊張がやわらぎ心もリラックス。ストレスが軽減します。赤ちゃんが母親のお腹の中でつかっている羊水の温度は、およそ39℃です。39℃前後のお風呂に身をゆだねることは、心からの安らぎをもたらしてくれます。
【冷えが解消する】
お風呂でじっくり温まれば、冷えも解消します。冷え症は、体温を保つ働きをする自律神経のバランスがくずれると起こります。お風呂で温まると自律神経の働きが整うので、 冷え症も改善されます。
【むくみを解消する】
足のむくみは、立つ、座るなどの同じ姿勢を続けることで、血液が滞って起こります。また、冷えて血液循環が悪くなることも原因になっています。お風呂の中では足に水圧がかかってポンプの役目を果たすので、滞っている血液が心臓へ押し戻され、足のむくみが解消されます
【胃腸の調子が整う】
ストレスの多い暮らしでは、どうしても交感神経が優位になり、自律神経のバランスは乱れがちになります。交感神経が優位になると、消化液の分泌が抑えられ、活動が低下します。その結果、ストレスから胃腸の具合が 悪くなります。お風呂で温まって副交感神経が刺激されると、逆に消化液の分泌は促進されます。それによって食欲も出て消化力も高まり、胃腸の調子が整います。
【よく眠れるようになる】
ぬるめのお湯で体が芯まで温まると、交感神経の緊張が鎮められ、副交感神経とのバランスが良くなります。こうして自律神経が安定すると、呼吸がゆったりしたり、筋肉の緊張もほぐれて、精神的にも深いリラックスが得られます。そのため安らかな眠りが得られます。
みなさんもこの季節はよ~く温まりましょ(≧▽≦)